背景製作会社を辞めた理由

こんにちは、りずです(*‘∀‘)

今回はタイトルの通り僕が背景製作会社を辞めた理由についてお話していきたいと思います!

将来、アニメ業界で働きたいと思っている方の参考になれば幸いです。

では結論から言います。

激務薄給だったからです。

アニメーション業界は厳しい業界と分かってはいたものの想像以上でした(;・∀・)

僕自身の業界への認識がかなり甘かったというのもありますが、ロクに社会経験もない20歳のガキのメンタルではどうしょうもなかったですね。

ただ、今思い返してもあの労働条件はかなり厳しいです(笑)

どんな感じだったかというと

・週6日勤務 ※祝日も基本出勤だよ(*’▽’)
・労働時間 AM10:00~終電まで
・交通費自腹
・残業代なし
・手取り給与額 117270円←ここから交通費28580円引くお(^ω^)

という感じです。

これでも背景画は1枚あたりの単価が1500円程度~という感じだったりするのと僕の入った会社は固定給だったので、歩合制で働いている新人アニメーターさん達(1枚あたり200円)よりもマシだというのも業界の闇を感じますね(;’∀’)

僕の場合は簡単に描ける背景を含めても1日あたり3~4枚くらい仕上げられるかどうかぐらいの雑魚だったので、完全な歩合制の会社に入っていたら自分で退職する前にクビになっていた可能性が高いですね(;・∀・)

さて、上記のような条件でも最初は頑張ろうと意気込んでいましたが、枚数をこなせるわけでもなく、かといって半人前のクオリティの絵しか描けない自分の不甲斐なさなどが徐々に自分を追い詰めていきます。

そこに終電までの拘束時間、手取り117270円から自腹で出してる交通費を差っ引くと9万円以下しか残らない薄給具合が加わってストレスMAXです。

バイトの方が稼げるんじゃ…なんて考えも頭をよぎりまくりんぐで、将来的な展望は見えなくなり入社から半年後に退職を決意したわけです(´・ω・`)

10年以上前の話ですので、今現在のアニメ業界の労働条件がどうなっているかはわかりませんが、それでも厳しい製作の業界であることに変わりはありません。

もしアニメ業界で働きたいと思ってる方は今一度、自分の覚悟を確かめてみましょう!

強い気持ちを持った人が生き残っていく業界です。

ちなみに個人的にアニメ業界で働くなら新人の間は私生活で頼れるなら親を頼ってしまっていいと思います。

ただでさえ、仕事で悩む事が多いのに生活費を気にしてさらにストレスを抱え込んでいたら良いものは仕上がりづらいです(^_^;)

続けたいのに経済的理由で続けられないというのも勿体ないですからね、実際自分より上手い人がそういった理由で辞めていくことも多々あります。

ですので、頼れるなら頼ってしまって一人で食べていけるレベルになるまで腕を磨くというのも僕は十分ありだと思います。

また今回は厳しい側面のお話になりましたが、働いていて辛いことだけだったわけではありません、その辺もまた別の記事でお話していきたいと思います。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事で(`・ω・´)ゞ 

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