こんにちは、りずです(*‘∀‘)
今回は前回の記事で描いた簡単な雲の描き方をお伝えしておこうと思います。
個人的に雲を描く上で大事なのは
1.雲の形
2.雲の配置
3.遠近感を意識する
以上の3点です。
では、順番にどういう事かお話していきますね。
1.雲の形
雲の形はパッと見た感じの印象を決める大事なポイントです。
どんな空・雲を描きたいか、ある程度イメージを持って描かないとブラシというツールに遊ばれてしまい良い絵にはなりません。
下の絵を見てください↓
どうでしょうか?
同じブラシを使って描いたものですが白いもこもこした変な塊にしか見えないと思います。
ですので、どんな雲を描きたいかイメージして描くようにしていきましょう。
イメージが浮かばないよ(>_<)という方は、かっこいいと思った空の写真や絵を参考にしてみるとやりやすいと思います(*’ω’*)
自分が良いと思える形が描けるまで練習してみましょう。
2.雲の配置
次は雲の配置です。
配置もなかなかに重要でして、1個1個はそれっぽく描けても配置も考えてあげないとイマイチ絵が締まらなくなります。
描きあがった絵の雲の配置をいじってみましたので下の絵を見てください↓
こちらは雲の配置だけをいじったものですが、だいぶ印象が変わったと思います。
配置をいじった右側の絵は奥行を感じづらくなりましたよね(^^;)
次の項目でもお話しますが、雲の配置もまた空を描く上で大事なポイントです。
3.遠近感を意識する
では、遠近感を意識するというのはどういう事かお話していきたいと思います。
ざっくりと言えば、
遠くのものは遠く、近くのものは近く
という事を感じさせるように意識する、という事です。
遠くにあるものは小さく見えますよね、逆に近くにあるものは大きく見えます。
これを雲の絵に当てはめると、手前にある雲は大きく、遠くにある雲は小さくなりますよね。
では、下の絵を見てください↓
ジグザグの赤い線が下にいくにつれて、雲を細く小さくしています。
こうする事で奥行を感じることができ、遠近感を出すことができます。
ちなみに一例ではありますが、雲の配置は上の絵のようにジグザグに置いていくようにするとあまり悩まずに、それっぽく見せることができます。
また、遠近感を出すために、手前から奧にかけて、濃い青から薄い青になるように矢印の方向に軽いグラデーションをかけているのは気づかれましたでしょうか?
これも遠近感を出すのに一役買ってくれてまして、グラデーションがないと、また印象が変わります。
並べて比較するとこんな感じです。
どうでしょうか?
グラデーションの有無だけでもだいぶ印象が変わりますよね(^^)
もう一度おさらいしますと、雲を描く上で大事なのは
1.雲の形
2.雲の配置
3.遠近感を意識する
以上の3点です。
何をどんな風に描きたいかを意識することはとても大事です。
特に空や山などの自然物は意識して描くか描かないかでかなり仕上がりが左右されます。
意識したからといって、すぐにイメージ通りのモノが描けるようになるわけではありませんが、少しずつ頑張っていきましょう!
僕もイメージ通りに描けなくて、しょっちゅう悩んだりしてますので(笑)
尚、今回使っているブラシ素材が入っているのがこちらの本です。
では、今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事で(`・ω・´)ゞ
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