【アナログ】背景画が描きあがるまでの流れ

こんにちは、FGOで紫式部が単発召喚で来てテンションが高めのりずです(*‘∀‘)



今回はアナログの背景画が出来上がるまで、どんな過程があるのかをザックリとお伝えしていきたいと思います。



たぶん、皆さんが思っている以上に割と少ない過程で自然物などの背景画は出来上がります。
※建物などの背景を描く時は下準備的な事もしますが今回はそれを除いてお話します。



ではどんな流れで描き上がるのかというと、以下のような流れです。

◆背景画が描き上がるまでの流れ

1.水張り
 ↓
2.地塗り
 ↓
3.仕上げ


以上の流れで完成します。


順を追って説明していきますね(*‘∀‘)

1.水張り

画用紙の両面を水で満遍なく濡らし、紙に水を染み込ませる工程です。

人によって大きな刷毛を使ったりしますが、僕は面倒なので8号の平筆を使って水張りをしてしまうことが多いです。


これは何のためにするのかというと、紙の波打ちを防ぐ為と背景画の場合は画用紙が水で濡れてる間に紙の上で絵の具を混ぜるような描き方をするからです。


2.地塗り

水張りが終わって画用紙に水が馴染んだら、大まかに全体を塗っていきます。


これを「地塗り」と言って、この地塗りの良し悪しで絵の完成度合いが8割がた左右される非常に重要な工程です。


というのも、グラデーションや雲などは紙が濡れている間の方が絵の具が混ざりやすくキレイに描けるからです。



なので、しっかり気合いを入れて塗っていきたい工程です!


尚、この記事のサムネ画像の地塗りはこんな感じでした↓

???「なんですか、このぐちゃぐちゃな絵は?」


…まあ、まだ僕もリハビリ中だから多少はね…(´・ω・)


3.仕上げ

さて、地塗りが終わって画用紙が乾いたら仕上げ作業に入ります!

まずは全体のバランスを見つつ、右側の奧から描き込んでいきます。


その後、左側の手前にある木を描いていきます。

手前にあるモノをちゃんと描き込んでいくと絵が締まってきます。

ここまできたらもう一息です。

引き続き葉っぱなどを描き込んでいきます!

最後に描き忘れなどないかを確認して、なければ完成です(*‘∀‘)


地塗りの状態と比較してみましょう!

だいぶ印象が変わったと思います。


ちなみに水張りから描き終わるまでにかかった時間は3時間くらいです、たしか。


上手い人はもっと短い時間で僕なんかよりもっと上手く良い絵を描きます。


そして今回の僕の地塗りは右奥の木の部分を仕上げで描いていきましたが、この辺も地塗りで上手くできてればもっと短縮できてた部分だったりします(; ・`д・´)




というように、最初に色を置く地塗りは本当に重要な工程なのです。


また絵が完成したら、汚れた机の掃除も忘れないようにしましょう(;’∀’)

…以上が背景画が描き上がるまでの大まかな流れです。



いきなり今回みたいな地塗りをしようとすると、何をどうすればいいか混乱してしまうと思いますので今回のような作業をするのはまだ先です。

焦らずじっくりいきましょう!僕もまだまだ勘が戻ってきてないしネ(*‘∀‘)



ちなみに、さも自分で考えた絵のような感じでやってきましたが、元々は声優の加藤英美里さんのこちらのツイートの写真を元にしたものです!

素敵な雰囲気の写真ですよね(*’▽’)

もっとこの雰囲気に近づけたかった!


2020年4月6日追記

今回使用しているアニメの背景を描くのに必要な道具はこちらの記事にまとめてありますので興味を持たれた方はこちらからどうぞ↓↓↓


というわけで、今回は以上となります!



次回のアナログ背景を描く基本練習4は「溝引き」についてお話したいと思います。


それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事で(`・ω・´)ゞ 




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