こんにちは、りずです(*‘∀‘)
今回も前回の続きで透視図法ついてお話していきたいと思います。
前回の記事を読んでない方はこちらからどうぞ↓
繰り返しにはなりますが透視図法には一点透視、二点透視、三点透視があります。
「一点とか二点とか三点とかってなんなのよ(´・∀・`)?」
というと、前回お話した消失点の数のことです。
使っている消失点が増えるごとに二点透視、三点透視となっていきます。
中には魚眼パースといった四点、五点透視なんてのもあるみたいですが、使う消失点が増えるほど意識しないといけない事が増えるので、ひとまずは一点~三点透視を覚えるようにしましょう!
ではまず、今回はザックリと一点透視~三点透視までがどんなものかを解説しつつそれを使ってどんな絵が描けるかをお伝えしていきたいと思います。
それでは一番簡単な一点透視からやっていきまっしょい(*‘∀‘)
一点透視
使っている消失点は一点で一番分かりやすい透視図法です。
主にモノを正面から見た構図を描く時に使います(・∀・)
一点透視で描ける背景はこんな感じですね↓
二点透視
使っている消失点は二点で左右におきます。
一点透視は奥行だけ消失点に向かっていきますが二点透視では奥行に加え幅も消失点に向かって収束していきます。
主に立体を斜めから見た時に使われます。
この二点透視で描ける背景はこんな感じです↓
この絵、昔会社で模写したものなのですが私の模写技術が低くぶっちゃけ二点透視のパースからズレている所もあるんですが、大まかなパースにはのってるので、そこはご愛嬌ってことで(・ω<) テヘペロ
三点透視
消失点は左右の横方向の二点に加え、高さの縦方向に収束していきます。
アオリやフカンの構図の絵を強調したい時によく使われたりします。
・アオリの場合、三点目の消失点は上に取ります。
・フカンの場合の三点目の消失点は下に取ります。
さて、上記のアオリとフカンの三点透視例では立方体がかなり極端な形をしていましたよね。
これは二点透視にも言えるのですが、すべての消失点をひとつの画面内で取ってしまうと極端にパースがついて急角度な形になってしまうので、画面の外に消失点を取ることが多いです。
・画面の外に消失点を取っている例
消失点を画面の外に取るとパースのキツさが和らぎましたよね、パースがキツイと感じた時はこのように消失点の取り方で調整していきます。
三点透視で描ける背景はこんな感じです(こちらは学生の頃に模写した絵になります)↓
こちらは2021年7月に描いた一次創作の三点透視背景になります↓
さて、各透視図法とそれを使って描ける絵をお話させていただきましたがいかかでしたでしょうか?
アニメなどの背景はキャラの構図や場面に合わせて各透視図法を使い分けて描かれています。
一番簡単なのは一点透視なので次の透視図法の記事は一点透視から解説していきたいと思います!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました(`・ω・´)ゞ
また次の記事で!
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