【初心者向け】透視図法について 4

こんにちわっしょい、この記事のための作図に疲れて変なテンションのりずです(*‘∀‘)

というわけで!

今回は、二点透視について前回の一点透視と同様に実際に作図していきながらお話していきたいと思いまっす(`・ω・´)

一点透視の記事はこちらからどうぞ
→【初心者向け】透視図法について3


では二点透視のおさらいからいきます!

◆二点透視
使っている消失点は二点だから二点透視です!

一点透視は奥行だけ消失点に向かっていきますが二点透視では奥行に加えて、幅も消失点に向かって収束していきます。

上の画像のように立体を斜めから見た構図などに使われることが多いです。


二点透視の主な注意点としては2つの消失点を近くにおいてしまうと下の画像のように遠近感が強調されすぎて角度が急でかえって不自然な立体に見えてしまう事です。

これがパースがつきすぎている状態ですね。


「パースがキツイ」とかいう言い方をしたりすることもあります(・∀・)ノ


立方体を何個か試しに描いてみてパースがキツイなと感じる場合は消失点の間隔を見直してみましょう!


さて、二点透視の注意点も理解してもらったところで、今回も実際に二点透視で描ける背景の線画を描き起こしていきたいと思います(*‘∀‘)


今回もデジタル作画でCLIP STUDIO PAINT EX を使っていきます。

今回の例はこちら↓

■手順1 ラフ画

では例のごとくザックリとラフ画を描いていきやす(・∀・)ノ

「…前回より汚いラフになってねぇか(´・∀・`)?」


「… まあ、そこはそれ!(*‘∀‘)」

では、ラフを描いた所でアイレベルと消失点をしっかり取っていきましょう!

■手順2 アイレベルと消失点の設定

二点透視の注意点は消失点を近づけ過ぎないことですが、実際にどれくらい離して設定しているかというと、画面(画用紙)の外に設定している場合が多いです。

参考までに今回の僕の消失点はこのぐらい離して取っています↓

※見づらかったらごめんなさい( ;∀;)


また、今回の絵に関しては二つのうち一点は画面内に入っていますが、二点とも画面の外に消失点を置く場合もあります。


描く絵の構図によって設定していく感じですね。


アニメの背景の場合はキャラのレイアウトが描かれている原図に合わせていき、背景の上にキャラを乗せた時に不自然にならないように、アイレベルと消失点を決めパースを付けていきます。


さて、というわけで設定したアイレベルと消失点を元に描いていきます。

■手順3 パースに沿って大まかなアタリを付ける

まずは立方体で大まかなアタリを取り位置関係などを考えていきます。

次に屋根の頂点を出します。

この場合の頂点の出し方はまず、立方体の端と端を直線で結び交差させます↓

これでセンターが出ました、交差している点に垂直に線を引き屋根の軒先の位置を決めます↓

片側の軒先の位置が決まったらパースに沿って(消失点に向かって)補助線を引きます↓

これで屋根の頂点から軒先に線を引けば屋根の基準が完成です。

あとはそれを元に屋根の形を描いていきましょう。


補助線を描くと形を掴みやすいです↓

こんな感じで描ければひとまずはOKです↓

■手順4 建物をパースに沿って描き足していく

大まかな基準が出来たらあとは周りのビルや建物の細かい部分を描き込んでいきます。

次に左側の渡り通路と、遮断機を描き込んでいきます。

尚、ここの渡り通路だけちょっと二点透視のパースからは外し、割と適当に一点透視的な感じで描いています。

逆に一点透視の室内の背景に二点透視の家具を描くというパターンもあります。

この辺の混在する絵に関しては長くなりそうなので、また別の機会にお話していきたいと思いますので今回は割愛します。


さて、ほぼほぼ描き終わった感じになってきたので、ラフ画のレイヤーは非表示にして仕上げに入ります(`・ω・´)


…という所で、ラフ画レイヤーと線画を描いていたレイヤーをうっかり統合してたまま保存してしまっていたという痛恨のミスが発覚したのでこれを下書きとし、清書に入ります(`・ω・´)

■手順5 仕上げ

実際に背景を仕上げる時は、手順4くらいまで描いてあれば塗りに入ってしまうのですが、線画として仕上げたい場合はパースに沿って描いていくとこんな感じになっていきます。

ちなみに消失点に向かうに連れて筆圧を弱める感じで、線の入りと抜きを意識していくといい感じのアクセントがつきます。

というわけで、完成です!

遮断機とか模様入れてないやんけという意見もあるかと思いますが、その辺はご愛嬌ってことで(*‘∀‘)


さて、今回は二点透視についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?


難しそうと思った場合は簡単な立方体を二点透視で色々な角度から描くことから始めていくと徐々に慣れてくるかと思います。


それでは最後まで読んでいただきありがとうございました(`・ω・´)ゞ

また次の記事で!

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